1977年発売「ATARI 2600」
「ファミリーコンピューター(以後、ファミコン)」が発売される6年も前にアメリカで発売された、カードリッジ式家庭用TVゲーム
約1500万台も売れたマシンである

私にとっては、「ファミコン」からTVゲームというモノに魅了されていった1人ですので
「ATARI 2600」の存在は知りませんでした
まあ、日本でも輸入販売されていたようですが、たいした人気も無く消えていったので
当時、小学生低学年の私が知る由も無かったでしょう(^^;

中学生くらいになり、セガのマシンにも手を伸ばし始めた頃
アメリカのゲームにも興味をもち始めました
その中で「ATARI」の存在を知るようになりました
いつ頃だったか忘れましたが
決定的だったのは、「ジャガー」「リンクス」だったのかな?
マジで欲しかった記憶があります(買えませんでしたけど)

最近では、ソフトハウスとして
日本でも、目立ち始めてきたと思いますので若い人も知っていると思います

「ATARI」について知っている事といえば
「ATARIショック」でしょうか(^^;
「ファミコン」でもあった、出せば売れる状態を作り、しかも破滅までしてしまったあの事件
(ファミコンの場合は、ATARIショックを教訓として対策が練られてました・・・多分)
話せば長くなるので、詳しい事は、ここでは述べません(^^;


とにかく
私が、TVゲームと出会う前のゲームが遊べるこのソフト
歴史的価値がどれくらい有るのか!?
今でも、楽しく遊べるのか!?
家庭用中心に話をしてきましたが、アーケードゲームも収録されています

アーケード 18タイトル
家庭用「ATARI 2600」 67タイトル
が遊べる、ワールドコレクション「ATARI アンソロジー」を
発売前レビューしたいと思います



今回、このソフトを選んだ理由は、85タイトルものゲームが入っていれば
どれか面白いモノにはぶつかるだろうと思ってました
「PONG(ポン)」は遊んでみたかったし・・・・・

しかし、まあ・・・・・なんと言うか・・・・
アーケードタイトルは、筐体パネルまでデザインされていて
実際のゲーム画面が小さくなってしまい見づらい


自機がどこを向いているか分からない場合が多く
ほとんど、色違い&音違いだけの似たようなゲームもあったりして・・・・
マニュアル&当時の資料も観覧できる機能が付いているのですが
ワールドコレクションなので、全て英語・・・・・わからない

このソフトでは、アレンジやチャレンジモードなども付いているのですが
そこまで遊ぶ気になれなかった(^^;

「ATARI 2600」では更に憂鬱に・・・・・・
フル画面で遊べますが・・・・・
私は、ちょこっと「BASIC」を、MSX2でかじってました
本当に簡単なゲームを自分なりに作って遊んでいました
それよりも、ヒドイゲームが多い・・・・・・
まあ、たぶん能力的にも、「BASIC」の方が上だったんでしょうけど
当時、ソフトを買った人は怒らなかったのかな?と思うほどです
資料観覧モードで、当時のソフトパッケージを見る事もできます
私は、エッチな本の表紙を見て買い、帰って中身をみたらガッカリという光景が思い出されました
それほどのギャップを体感できます(^^;

けして全てのゲームが、つまらない訳ではありません
1つか2つは、見つけられるのではないでしょうか?
アーケードタイトルから「ATARI 2600」への移植版も収録されています
「これ、同じだろう!」って種類を何本も見かけます(^^;

さらに追い討ちをかけたのが、「PONG」や「ブロック崩し」系ゲームの操作性です
メチャクチャ操作が難しいんです
アナログスティックを、ちょっと傾けたつもりでも
「グオーン!」と、操作するバーが動くんです。早いんです。
まともにボールを弾くことが出来ません(練習すれば克服できるかも^^;)

違う意味で、ドッと疲れました


このソフトは、ゲームの歴史的資料です
遊べる資料集とでも言えばいいのでしょうか?

いちおう、スコアランキングをXboxLive経由で見られますが
どれくらいの人が遊んでいるのでしょうか?


遊ばさせていただきましたが、なんとなく懐かしさよりも虚しさがこみ上げてくる感じでした

たぶん、40代の方にはツボに入るんではないかな?という気がします




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